左手デバイスで作業時間短縮!高価な左手デバイスを買わなくても同じような効果を出す方法

ガジェットを安く使いたい!

動画編集をしている時にマウスで操作するかキーボードのショートカットキーを操作するかで作業効率が格段に変わります。全ての操作をマウスで行うと簡単ですがマウスをあっちこっちに動かす必要があり、作業性が良くないです。
キーボードショートカットは左手のマウス移動の頻度を抑えられて作業効率が上がりますが、場所を覚えないといけないというデメリットがあります。しかも、長い事使用せず久々に作業をすると「どのキーがショートカットだったっけ・・・?」となることがよくあります。
特にCtrl+マウスホイールで横スクロール、Alt+マウスホイールで拡大縮小をすぐに押し間違えて、ここを拡大したいのに別の場所にスクロールしてしまう。。。なんてことがしょっちゅうありました。

そんな時にオススメする方法が左手デバイスです。
左手デバイスだとボタンの数が少ないので直感で色々と操作が出来ます。
筆者もこの方法で左手デバイスを使用することにより動画編集の作業効率が格段に上がりました。

左手デバイスを安く簡単に使用する方法

フェイスブック広告などで左手デバイスの動画を見ることがあります。「めっちゃええやん!」と思いましたが値段は結構します。
Amazonでも「左手デバイス」と検索すると1万円を超えるものがザラにあります。稼いでいる人ならまだしも、趣味としてやっている人には結構高い金額です。
使い勝手がわからない状態で下手に安いのを買ってコレジャナイ感満載で結局使わなくなるなんてこともあったりします。
そんな方にオススメなのがUSBデバイスとソフトを使用する方法です。

USBデバイスとソフトを使用する方法とは

投稿者が使用しているのはエレコムの2,000円くらいで買ったUSBゲームパッドとJoyToKeyというソフトです。
本来はゲーム用に買ったのですが全く使わなくなってしまったものです。
拘る人は握りやすさか置きやすさを重視すれば良いと思います。
投稿者は最初机に置いて使用していましたが、結局持ったほうが使いやすい事が判明して今では左手だけでコントローラーを持って使っています。

JoyToKeyとはどんなソフトか

JoyToKeyは旧JTK softwareさん(現在は株式会社 Free Colorsさん)が開発、配布しているソフトウェアです。窓の杜でも紹介されています。
このソフトは

JoyToKey (Joy2Key) は、ジョイスティックの入力をキーボードやマウスの入力に変換し、さまざまなアプリケーションを操作できるようにするユーティリティソフトです。 ジョイスティックに対応していない Windows アプリケーションやゲーム、ウェブブラウザ上のアプリなどを、ジョイスティックで操作したい場合にお使いください。

JoyToKey公式ホームページより

というソフトでゲームコントローラーのボタンに様々なキーボードの入力やマウスの入力を割り当てることが出来るソフトです。

JoyToKey はシェアウエアソフトですが、無料でダウンロード・ご試用できます。今のところ機能制限・使用期限制限なしでご利用できますので、(中略)使ってみて、もしこのソフトが気に入ったら、ライセンスキーの購入をご検討ください

JoyToKey公式ホームページより

ということなので一度無料で試してみることが出来る点もオススメです。

JoyToKeyを使ってゲームパッドを左手デバイス化

投稿者は動画編集でDaVinci Resolveを使用しています。
特に使う操作(カッコ内はショートカットキー)が

再生(L)停止(K)逆再生(J)1フレーム進む(→)戻る(←)次の編集点に進む(↑)前の編集点に戻る(↓)横スクロール(Ctrl+マウスホイール)拡大縮小(Alt+マウスホイール)

です。
これをゲームコントローラーに割り当てるとすると
十字ボタンで→が再生、↑が停止、←が逆再生
スティック→で1フレーム進む、←で1フレーム戻る(この2つは連射ONにしています。連射ONもJoyToKeyで出来ます)↑で次の編集点に進む、↓で前の編集点に戻る、上のキーでCtrl、Altを割り当てています。

s-キー設定.jpgs-キー設定2.jpg

どのように使用しているかというと、左手でジョイパッドを持ち、右手でマウスを使っています。左手はほぼジョイパッドのみ、右手はマウスとテンキーを担当しています。

s-持ち方.jpg
これで操作が直感的になり、キーボードを視認することも少なくなり、また指が太くてキーを押し間違えた!なんてことも無くなり格段に作業性が上がりました。

他にも色々と使える左手デバイス(もどき)

ジョイパッドとJoyToKeyの相性はとても良く、例えばパワーポイントでプレゼンテーションをするときなんかにもよく使えます。
「無線マウスを持っていれば良いだけだろ」と思う方もいると思いますが、進む、戻るをジョイパッドの左右ボタンに設定したりスティックでマウス操作を出来るようにすればプレゼンテーションのバリエーションの幅が広がります。

なにげに結構便利なのが、Windowsのショートカットキーを登録しておくのも便利です
ctrl+pとマウスの左クリックを登録してボタン2つを使うだけで印刷が出来る・・・とか。
これをそれぞれ保存出来て呼び出せるのが良いです。

2024-12-05_22h49_32.png

用意するものはジョイパッドとJoyToKeyだけ。ジョイパッドを持っていない人は安いものを買えば良いです。
JoyToKeyもシェアウェアで買ったとしても700円
これでお手軽左手デバイス。

皆様も是非お試しあれ!

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