ご無沙汰しております。
1月にほぼほぼ更新できませんでしたが、実は激動の一か月でした。
その理由は
「共同経営を辞めたこと」
です。
かなり揉めましたが、退くことが出来、レンタルスペースとは無関係の生活を送ることが出来るようになりました。
今回の経験より、共同経営時に起こる問題点を記事にします。
今回の記事を読んでわかることはこちらです。
・共同経営をする場合に気を付けなければいけないこと
●共同経営を辞めました
共同経営を始めた理由は、副業としての事業所得を確保しようとしたことです。
ほかのメンバーもそれぞれで自分の事業を行い、各自で収入を確保したうえで、レンタルスペースとして場所の貸し出しを行いその収入はレンタルスペース自体の利益として確保したうえで、配当金としてメンバーに分配する
という考えで始めました。
準備の間はある程度方向性もまとまり、明るい未来が予想できていましたが、オープンが近づくとともにほかのメンバーとの方向性の違いが見えてきました。
プレオープンとしてカフェを数日営業して、レンタルスペース自体のイベントも一度行ったあと、筆者と妻の方向性と、それ以外の3名の方向性が明らかに違うということが判明したため、妻とじっくりと相談したうえで
共同経営を辞める
ということを選択しました。
●共同経営を辞めた理由
今回の共同経営を実際にしてみて感じたことは「共同経営のデメリットが顕著に出ていたこと」です。
よく言われる共同経営のデメリットとして挙げられるのは
・仕事量の違い
・金銭問題
・方向性
だと思います。
それぞれについて説明します。
・意思決定が遅い
共同経営をするにあたって、LINEグループを作成し必要なことはその都度グループで話し合って決めていこうという話でした。
実際にやってみたときに出てくる問題としては「既読スルー」ということでした。
・自分が責められそうなので既読スルー「そのうち違う話題になるでしょう」
こういう気持ちでの既読スルーによって意思決定が遅れるという問題が出てきます。
また、その都度集まるとしても5名が集まる時間がなかなか少ないため、仲の良い一部の人や時間の合う一部の人が集まり、独自に話し合い実行することも出てきました。
それにより、集まれていない人には話の伝わっていないことが実行されるという問題が発生しました。
・仕事量の違い
担当の仕事を決めていましたが、仕事量の違いが出てきたことにより不満が発生しました。
取れる時間については
となります。
サラリーマンは筆者一人なので、仕事が少ないと言われることもありました。
また、意思疎通の取りにくさ、話し合いの少なさから担当となっている仕事が進まず、それも不満に思われる原因の一つでした。
・金銭問題
金銭問題も大きな原因の一つです。
会計として決めた人が誰にも相談せずにどんどん進めてお金が足らなくなったり、よく知らないままに勝手に話をすすめて余分なお金を取られたりしたことがありました。
また、金銭問題の一つとして、メンバーの一人が自分のアフィリエイトの商品を使って自分が稼ぐための手段として使ったりする人も居ました。(ちなみに、筆者ではありません。)
・方向性
これが辞めることになったきっかけです。
筆者と妻は個々の事業でお客さんを呼んで地道に一つ一つ進んでいこうと考えていたことに対して、それ以外のメンバーはイベントを大きく打ち出して一気にお客さんを呼んで盛り上げていこうと考えていました。
筆者としては、リベ大で解説していたタルムードの「七匹の太った牛と七匹の痩せた牛」であるように、一気に盛り上がったとしてもいつかは必ず後には不調が来ます。
不調を乗り切るために自力で好調に持っていきたいので地道に進んでいきたかったのですが、3名のメンバーには伝わらなかったようです。
残念。。。
●共同経営をする際に気を付けるべきこと
共同経営をする際に起こりえる問題点を徹底的に調べ、起こらないように細かく話し合い決め事を作りましょう。
今回のように
・仕事量の違いが発生した時の対策
・金銭問題が発生しないための方法
・方向性の統一
ということはもちろんですが、それ以外にも起こりえる問題は発生する可能性があります。
事前準備をしっかりしてください。
また、共同経営には「対等」というイメージがあるかもしれませんが、「対等」は避けましょう。
それが原因で意見の対立が起こります。
以上のこと、それ以外のことも踏まえた共同経営の契約書を作成し、各自で保管しておくと良いです。
●共同経営を辞めて考えること
かなり揉めましたが、表面上は「和解」という形で今回は納まることが出来ました。
色々な方に協力してもらい、解決できたことはとても感謝しています。
今回の共同経営での出資金に関しては小さな額ではありませんが、そこまで大きすぎる額でもないので勉強代として考えます。
事業収入を得ようと行動したことは決して無駄ではないと考えています。
今回学んだことを教訓に今後またチャンスがあれば新たなことに取り組んでいきたいと考えています。
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