ジャガイモを植える準備を始めましょう!

ジャガイモを植える準備を始めましょう!
Image by Pexels from Pixabay

2月に入りました。
家庭菜園は12月~1月はほぼ休みですが、2月からいろいろな準備を行う期間です。
まず、一発目として、3月にジャガイモの植え付けを行います。
植え付けを行うために必要なのは種芋です。
どんなジャガイモ料理を食べたいかを考えてそこからどんな品種を植えるか決めていきましょう。
今回の記事を読んでわかることは以下の事です。

・ジャガイモの植え方
・ジャガイモの特徴から考える品種の選び方

●ジャガイモを植える準備を始めましょう!

ジャガイモを植える準備を始めましょう!

Image by Couleur from Pixabay

さあ、待ちに待った2月です。
家庭菜園への作物の植え付けにはまだ早いのですが、2月からは色々な準備を始める期間です。
1月後半頃からホームセンターでは種芋が売られています。
男爵メークインキタアカリ などが有名な品種としていろいろなところで売られています。

ジャガイモは春に植えて夏前に収穫する「春植え」と秋に植えて冬前に収穫をする「秋植え」があります。
初心者は春植えがおすすめです。
秋植えだと収穫が遅れて霜に当たって枯れてしまうからです。
春植えだと多少植え付け時期が遅くてもなんとかなります。

以前、近所の人から「春の植え付けは彼岸にしたら良いよ」と言われたことがあります。
彼岸とは春分の日、秋分の日を真ん中に数えた前後各3日間の合計7日間の事を言います。
今年(令和3年)で言うと、春分の日は3月20日です。
つまり、こうなります。

令和3年彼岸

ただ、彼岸を目安に植え付けると収穫の時期が梅雨に入ってしまうことがあります。
雨の日に収穫を行うと、芋が腐りやすくなってしまうので、できれば梅雨入り前に収穫をしたいものです。
なので、彼岸ではなく少し暖かくなってきた2月下旬に植え付けを行うようにします。

●ジャガイモの植え付けの方法

ジャガイモの植え付けの方法

Image by Couleur from Pixabay

通常は畑に植えます。
筆者も畑に植えています。
環境や収穫量的に畑に植えるのが一番ベストですが、畑がない人でも植えることが出来ます。

・プランター栽培

深さ30cm以上ある深型プランターでの栽培が可能です。
長さが30cm~40cmあれば一株植えられます。
80cm程度あれば2株の植え付けが可能です。
プランター栽培であれば、梅雨入りしても屋内に移動できるので多少の栽培の遅れを気にしなくても良いです。
土は市販の野菜用培養土を使用してください。

ジャガイモ栽培用のプランターは以下のサイトから購入できます

・培養土の袋を使用

「プランターがない」もしくは「めんどくさい」人には袋のまま植えることが出来ます。
培養土の袋の底に穴を開け、口を切ってそのまま植え付けることも出来ます。
ただ、この方法で植えると収穫量は減ります。

●ジャガイモの種類

ジャガイモの種類

Image by RitaE from Pixabay

ジャガイモには粘質性のものと粉質性のものがあります。
煮物にしても荷崩れがしにくいものが粘質性が高い品種で、コロッケなどにするとホクホクするのが粉質性が高いものです。
品種としては、メークインホッカイコガネなどが粘質性が高く、ダンシャクキタアカリなどが粉質性が高いです。
中間種としてインカのめざめなどがあります。

ポテトチップスに向くオホーツクチップトヨシロという品種もあります。
コンビニで売られているポテトチップスはトヨシロを使っています。

ほかにも、ジャガイモな色ではなく、皮の色が赤かったり、紫だったり。
身の色も赤かったり紫だったりする品種もあります。

皮の赤い「アンデスレッド」  身も赤い「ノーザンルビー」  紫の「シャドークイーン」

調べてみればとても面白いと思います。

メークインやダンシャクなどは一般的にスーパーで売られています。
あまり売られていない手に入りにくい品種を植えたいと思って変わった品種を栽培したい気持ちはわかりますが、筆者の失敗経験から言うと、貯蔵性や収穫量。
取れる芋の大きさ、病気への強さなども考えた方が植えやすいです。
「そんなの関係ねえ」というような筆者のような考えの人は好きな芋を植えて収穫した時の宝くじのようなドキドキ感を味わうのもまた一興だと思います。

●家庭菜園の第一歩

家庭菜園の第一歩

Image by congerdesign from Pixabay

ジャガイモはかなり簡単に植えられる家庭菜園の入門のような作物だと筆者は考えています。
「畑をしたいけども何を植えて良いかわからない」
そんな方は、まずジャガイモから植えてみてはいかがでしょうか。
自分で育てた野菜を食べるとまた違った味わいが出てきますよ。
ぜひ、自分で育ててみてください。

●生産者がこだわった野菜を食べてみませんか

自分で作れないけども生産者がこだわった野菜を食べてみたい方には食べチョクがおすすめです。
こだわりを持って野菜・果物などを生産されている農家や、持続可能な漁業を行う漁師などから、野菜や果物、肉、魚、乳製品、酒などを直接お取り寄せできるサービスです。

 

栽培記録「誰が何と言おうと家庭菜園です」

コメント

タイトルとURLをコピーしました