玉ねぎの栽培~辛くない玉ねぎを目指して~

玉ねぎの栽培~辛くない玉ねぎを目指して~
Photo by Lars Blankers on Unsplash

皆様、新玉ねぎはお好きですか?
私は大好きです。

甘みのあるあの新玉ねぎ、良いですよね。
煮込んでポン酢で食べても良し
レンジでチンするだけでも良し
オニオンスライスにしても辛みが無くて美味しいです。

筆者はオニオンスライスでそのまま食べても辛くない玉ねぎを食べる事が目的で玉ねぎの栽培を始めました。

●玉ねぎの栽培~辛くない玉ねぎを目指して~

以前、オニオンスライスが食べたくてスーパーで買った玉ねぎをそのままスライサーでスライスして食べてみました。

結果…辛い

これはあかん、と思いオニオンスライスの作り方をググってみました。

水でさらすと辛み無くオニオンスライスを作れるという事ですが、栄養分は水に溶けてしまうということが分かりました。

そこで、栄養分を減らさずにオニオンスライスをいつも美味しく食べれるように!という事で新玉ねぎを自分で作ろうという風に考えました。

いつもの種苗屋さんに言って「辛くない玉ねぎを作りたい」旨を相談して教えてもらった品種が「ソニック」という早生の玉ねぎでした。

そこから筆者の玉ねぎ栽培の歴史が始まりました。

●種まきは9月 植え付けは10月半ば~11月半ば

玉ねぎの栽培その壱 種まきは9月 植え付けは10月半ば~11月半ば

筆者が作った畝

玉ねぎを育てる方法は2種類あります。

一、種から育てる方法

種から育てる方法は一番安くて済みます。
9月上旬ころに種を撒きますが、筆者はそこから実用的な苗をいまだ作った事がありません。
こちらはまた成功したら記事にしようと思っています。

二、苗から育てる方法

10月中旬~11月中旬にかけて苗を植え付けます。
玉ねぎは取れる時期によって
「極早生種」「早生種」「中晩成種」「晩成種」
に別れます。

極早生・早生はいわゆる新玉ねぎで取れる時期が早く(3月~4月ころ)辛みが少ない品種が多いですが保存期間が短いです。
中晩成・晩成は取れる時期が比較的遅く(5月~6月)貯蔵性に優れ長期保存できます。

極早生・早生種については早い目(11月ころまで)に植え付けを行います。

中晩成・晩成については遅め(11月中頃まで)に植え付けをしても大丈夫です。

玉ねぎは酸性の土壌が苦手なので植え付け2週間前までに苦土石灰を施します。
筆者は苦土石灰の代わりに家の風呂が撒き風呂なのでそこで出る草木灰を施します。

たまねぎは酸性の土壌に弱いため、土壌のpHを6.3~7.8に調整する必要があります。大体1平方メートル辺りで100gを撒いていることが多いのですが気になる方は土壌酸度計でpHを計ってみましょう。

植え付け1週間前に堆肥を施します。
そして通常はその際に化成肥料も一緒に撒くのですが、以下の理由で筆者は一発肥料を使用しています。

 

そして畝を作ります。

●植え付けにはマルチを使用するべし!

植え付けにはマルチを使用するべし!

穴あきマルチシートで植え付けた様子

玉ねぎは秋に植え付けて春に収穫するため、とても寒い冬を超える事になります。
防寒対策と春先にかけての雑草対策のため、マルチシートを使用しましょう。

玉ねぎ苗の植え付けは10~15cm間隔ですが、穴あきマルチシートを使えば最初から10~15cm間隔で穴が開いているので便利です。

玉ねぎは浅植が基本なので苗の白い部分の半分が埋まるくらいにして植え付けしましょう。

筆者は最初、早生種のソニックを100玉植えていましたが、そのうち物足りなくなってきて早生を300玉植えるようになりました。
そのうち、保存の効く品種が欲しくなってきて中晩成を300玉増やして合計600玉植えるようになりました。
そして極早生の品種があることを知って、「さぞや美味しいんだろう」と思い更に極早生を300玉増やして今では900玉の玉ねぎを植えています。
正直1年では消費しきれていないので、周りの人にあげてなんとか消費出来ています。

畝の目安として幅1m程度、長さ5m程度の畝を作って穴あきマルチを敷き、そこに玉ねぎの苗を植えると大体150玉くらい植えることが出来ます。
人力で5平方メートルを耕すのはかなり体力を使います。
そのため、先日ミニ耕運機を買って使ったらものっすごく楽になりました。
家庭菜園をする方にはミニ耕運機を使うのがおすすめです。

これが筆者の使っているミニ耕運機です。

●美味しい玉ねぎを食べて血液サラサラ♪

植え付けにはマルチを使用するべし!

CouleurによるPixabayからの画像

玉ねぎを食べるとよく「血液がサラサラになる」と言います。

本当か嘘かはわかりませんが、野菜は体に良いので生で玉ねぎのサラダを食べることは体に良いことです。

是非皆様も美味しい新玉ねぎを食べてみませんか。

自分で作った野菜を食べるとなると美味しさもまた格別です。

収穫もすっごい楽しいですよ!

と、いうわけで今日も一記事書いた自分を褒めながら今回のお話は終了です。
また次の記事も是非見てくださいね。

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