家庭菜園で重要な土づくり

家庭菜園で重要な土づくり
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最近は家庭菜園がなかなかホットな感じなんじゃないかと思います。
鉄腕DASHでTOKIOが畑をしていたり、NHKの野菜の時間で杉浦太陽さんが畑の作物の作り方を習っていたり、関西では土肥ポン太さんなんかが野菜芸人として活躍しています。
もう、自分の中では今家庭菜園がナウなヤングにバカウケなんじゃないか!と思ったりしていますがどうでしょう。

まあ、そんな話は良いとして。
畑で作物を作る場合に必要なのが(すべての作物ではないですが)畝です。
この畝について少し書いていきます。

●家庭菜園で重要な土づくり

●家庭菜園で重要な土づくり

畑で作物を作る場合に一番重要なのは土作りです。
基本的には、土に「堆肥」「石灰」「肥料」を加えて耕します。
そうして良い土が出来ます。
よく言われている「有機栽培」とはここに化学物質を使用しない農法を言います。
「堆肥」「石灰」「肥料」はそれぞれ目的が違います。

●堆肥について

堆肥とは土壌改良剤で、土の質を改善します。

「堆肥」

という漢字から肥料だと勘違いする人も居ます。
確かに少しの肥料成分も入っていますがはっきり言って微々たる量です。

堆肥の目的は、「土に肥料を貯めておく力」「水を貯めておく力」「空気を通す力」を高める事です。
その三つを高める事により、土中の微生物が増え活動を活発にします。
土中の環境を良くする役割があります。

堆肥には大きく分けて2つの種類があります。

・腐葉土やもみ殻堆肥、わら堆肥、パーク堆肥などの植物性堆肥
・動物の糞を使った動物性堆肥

大雑把に違いを説明するならば植物性堆肥は土壌を改良する力が強く、動物性堆肥は肥料分を含んでいるので植物を成長させる力が強いです。
あまり細かいことを気にしないならば好みで好きなほうを使えばよいと思います。
筆者は牛糞堆肥を買って使っていますが、山からとってきた腐葉土や庭に落ちている落ち葉を堆肥にして使っています。
山から腐葉土を取ってくる事が習慣になった場合、水路に良い感じで落ち葉が枯れているのを見つけた場合
「欲しいなぁ・・・」
と思ってしまうことがあるので注意しましょう。

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生ごみを利用して堆肥にしようとするならば「ナクスル」が簡単に堆肥になるのでオススメです。

●石灰について

石灰は土壌のpHを調整します。
最近は酸性雨が降り注ぎ、土は酸性に傾いているところが多いです。
しかし、多くの作物は中性~弱アルカリ性の土壌を好みます。
なので、石灰を巻いて土のpHを調整します。
畑でよく撒かれるのは「ドロマイト」という岩石を砕いて作った苦土石灰です。
筆者は苦土石灰を使っていますが、時期によって草木灰も使っています。
苦土石灰はマグネシウムを補給することが出来、草木灰はカリウムが多いです。

と、マグネシウムやのカリウムやの書くと頭が良さそうに思われそうですよね。
実際はそういう成分的な面ではなく母屋の風呂が薪の風呂なので灰がめっちゃ出るんです。
なので、わざわざ買わずに灰があるときは灰を使って節約しようとしているだけの話です。
ただ、草木灰を使う場合は風向きに注意してください。
めっちゃ飛びます。。。

●肥料について

一番意見が分かれるのはこの肥料じゃないかと思います。
植物が育つには「窒素」「リン」「カリウム」が必要で、それを補うのが肥料です。
生物由来で作られた有機肥料と工場で大量生産されている化成肥料。
筆者は化成肥料を使っています。
有機肥料は自然に良い体に良いといわれていますがなかなか使いこなすのが難しいです。
簡単に言うと吉野家での「大盛りねぎだくギョク」くらい素人にはお薦め出来ないということです。

化成肥料は用途や作物に応じて使い分けることが可能です。

・即効性で使いやすく、配合バランスの良い化成肥料
・肥料成分が高く即効性と持続性を兼ね備えているけども均一にまくのが難しく、強すぎて作物に害を及ぼす(”肥料焼け”と言います。)こともある高度化成肥料
・窒素を自分で作ることが出来る豆類や窒素があまり必要ではないサツマイモには窒素分が少ないもの
玉ねぎには長続きする玉ねぎ用の一発肥料
苗の栽培やトマトによく使う液肥

などなど、使えば奥が深いです。

また、栽培していない期間にレンゲやクローバーなどを育ててそれを肥料にする緑肥という技もあります。

●おいしい野菜を食べてみよう!

おいしい野菜を食べてみよう!

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自分で作った野菜は格別な美味しさです。
畑がなくてもプランターでできる野菜もありますよ。
家庭菜園オススメです。
是非是非やってみてください。

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