スマホ?ガラケー?

皆さん、こんにちわ。
40代からブログで副収入を狙うオッサンブログを運営している”こばこばぶろぐ”です。
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利用制限も本日の昼間に解除になりまして、心機一転頑張る所存です。
今後ともご贔屓お引き立てのほど、よろしくお願いいたします。

さて、以前からとても気になっていることがあります。
ガラケーとスマホについて です。
携帯電話が2Gから3Gへの切り替えが大分進んできている頃にドコモ専売店に就職し、4Gになった頃にドコモショップを離れた私がちょっと語らせてもらいます。

●ガラケーとスマホについて

スマホがここまで発達する以前からスマートフォンは市場に出てきておりました。

日本で出たもので有名どころではカナダのリサーチ・イン・モーションが出しているブラックベリー

フィンランドのノキア社のVodafone 702NK

アメリカのモトローラ社のM1100

日本では富士通のF1100や台湾HTCコーポレーションのHT1100

そして、シャープのW-ZERO3

等がありました。

実際に、自分もHT1100を使いましたが、ものっすごく使いにくかったのを覚えています。
当時はiモードがスマホでは使用できず、moperaというDoCoMoが提供しているプロバイダの契約を行い、moperaメールを使わないといけなかったのを覚えています。
だから、同一キャリア内での機種変更であったとしてもメールアドレスは変更になり、今までのメールはその携帯電話では使用できません。
そして、当時NTT DoCoMoが提供していたパケ・ホーダイやパケ・ホーダイフルは使用できずBiz・ホーダイというプランに入らないといけません。
そう考えると今はスマホへの乗り換えがめっちゃ簡単になりました。

その当時から日本の携帯電話は独特の進化を遂げていて、色々なメディアとかで「海外の電話機はシンプルだ、電話とSMSくらいの機能しかついていない。サイトを見たりEメールを使うのは2台持ちで携帯電話とスマホを持っている」等と書かれていました。
当時の日本の携帯電話というのは特殊な進化をしていて

・iモードなどのEメールの送受信やwebの閲覧
・おサイフケータイ
・赤外線通信
・ワンセグ
・着うた
・着メロ

というような高機能の携帯電話になっていました。
この時代からこういう日本の特殊な携帯電話の進化を揶揄して「ガラパゴスケータイ」等と呼ばれていました。
ただ、ビジネス的には「ガラパゴスケータイ」はネガティブなイメージがあるため、「特色のある」携帯電話という事で「フィーチャーフォン」と呼ばれることもありました。
中には「未来的な」と間違えて「フューチャーフォン」と勘違いして呼ぶ人も居たことを覚えています。

●スマートフォンの台頭

そして2008年、ソフトバンクよりiPhone 3Gが発売されました。
これがきっかけで日本でもスマートフォンが台頭してきました。
当初、iPhone 3Gは何処のキャリアが出すのかという論争が結構あったように思います。
当時、通信規格の違いでauから出すという選択肢は無かったと思うので、DoCoMoから出るのか、Softbankから出るのかという話でした。
結果的にはSoftbankより出ることとなりましたが、個人的にはこの選択は良かったのではないかと思います。

因みに、アップルは日本で「iPhone」を商標登録しようと申請しましたが、インターホン専用の電機メーカー「アイホン株式会社」の商標、「AIPHONE」と極めて酷似しているという事で取り下げられました。
そこで、アイホンが「iPhone」を商標登録してアップルがお金を払ってその商標を使えるようになったそうです。
因みに、iPhoneはカタカナで「アイフォン」ではなく「アイフォーン」と表記することが2社で合意されたそうです。

個人的にはSoftbankには良い印象を持っていませんが、当時のDoCoMoショップの店員(自分も含めて)は後々の手続きの煩雑さやクレーム対応などを考えたら販売に対してかなり慎重になったのではないかと思います。
仮にDoCoMoから出ていたとしても、自分は、その前に実際にHT1100を使っていたこともあって、積極的な販売は出来なかった可能性があります。
この頃からしばらくスマートフォンはソフトバンクの独壇場でした。
このころ、docomoやauからもWindowsやandroidを搭載したスマートフォンが発売されていましたがイマイチな感じでした。
その後、2010年頃から全体的にスマートフォンが伸びてきました。

●それって本当にスマートフォン?

しかし、この頃からスマートフォンにもちょっとした変化がありました。
まず、docomoで言うとiモードメールをスマートフォンで受信できるようになったSPモード。
そしてFeliCaによるおサイフケータイやワンセグ、そして赤外線などがスマホにも搭載されるようになりました。
そんなフィーチャーフォンの機能を持ったスマートフォンを「ガラスマ」と呼ぶようになったりもしました。
それに対してフィーチャーフォンの機能を持っていないスマートフォンはグローバルなので「グロスマ」と呼びましたが、全く浸透しませんでした。
大体、「グロスマ」っておかしいですよね、なんかグロい感じしません?
あ、しませんか。それは失礼しました・・・

まあ、そんな感じでたまに見かけるのがガラスマを使っている人がフィーチャーフォンを使っている人に対して「まだガラケーなん?」と言っている状況です。
いや、そうやってバカにしてるけどあなたのスマホ、それガラケーですから!残念!!
と思った事を覚えています。

ここ十年ちょっとで携帯電話の状況は本当に変わりました。
当時、movaからFOMAに入れ替わるときで、movaからFOMAへの契約変更に来たお客さんに対してエリアマップを見ながら「たぶんFOMAの電波入ると思いますけど、念のためにテスト機お貸ししましょうか?」などと言ってたDoCoMoで働き始めた自分にとって今の状況なんか考えられへん話です。
考えられへんぞ!というと、DoCoMoがめっちゃ調子悪かった時代にDoCoMo2.0という施策を打ち出していた頃にあった木村祐一さんのセリフを思い出します。
あの頃はナンバーポータビリティでSoftbankへ行く人が多く、DoCoMoの契約者数は純減でした。
ナンバーポータビリティは番号移転とも言っておりまして、当時の「DoCoMo2.0」を平仮名で「どこもにいてんぜろ」って打つと「ドコモに移転ゼロ」って変換させるなんて言ってたのも懐かしい話です。
時代の進歩は本当に早いですね。

よし、今日は昨日の分とで2記事書いた!
偉いぞ!自分!!

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